東洋医学における「三陰三陽(六病位)」は、身体の各部位や病邪が及ぶ深さを6つの段階に分けて捉えたものです。
どの部位に病気があるかによって、対応する経絡上のツボを選んで治療を行います。
三陽(表や身体の外側・陽の領域)
- 太陽(たいよう):頭頂から後頭部、背中、脊柱、腰、かかとに至る、身体の背面や表在部位。(足の太陽膀胱経、手の太陽小腸経)
- 少陽(しょうよう):耳の前後、脇の下、肋骨のまわり(季肋部)など、身体の側面や表裏の中間部位。(足の少陽胆経、手の少陽三焦経)
- 陽明(ようめい):目から下唇、胸、腹、および下肢(股・膝・すね)の前面など、消化器や身体の陽が最も充実する部位。(足の陽明胃経、手の陽明大腸経)
- 三陰(裏や身体の内側・陰の領域)
- 太陰(たいいん):お腹(腹部)や胃腸などの消化器系を中心に、内面をめぐる領域。(足の太陰脾経、手の太陰肺経)
- 少陰(しょういん):腎臓や泌尿生殖器系、または全身の生命力や深部に関わる領域。(足の少陰腎経、手の少陰心経)
- 厥陰(けついん):手足の末端(指先・足先)から心臓・胸部にいたる、陰気が極まり陽気との移行部となる領域。 (足の厥陰肝経、手の厥陰心包経)。